<ストレッチとは?>

ストレッチとは、意図的に筋肉や関節を伸ばし、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げるための運動です。

ストレッチには、大きく分けて静的ストレッチを動的ストレッチの2種類に分けられます。

静的ストレッチは、15~30秒かけてゆっくりと筋肉を伸ばす方法で日常生活に取り入れやすく、

動的ストレッチ関節を動かしながら筋肉の伸縮を繰り返す方法でスポーツ前に取り入れられています。

他にも、筋肉を伸ばしながら、神経を刺激して、凝り固まった筋肉をゆるめていくPNFストレッチなどもあります。

<ストレッチの効果>

・筋肉の柔軟性を高め、関節可動域を広げる。

・代謝が上がり、痩せやすい体になる。

・良質な睡眠が得られる。

・自律神経が整い、ストレスが軽減する。

・筋肉の緊張をやわらげ、ケガを予防する。

・血流を改善し、疲労回復させる。

・免疫力が上がる。

・神経機能を向上、筋萎縮を抑制する。

ストレッチは、スポーツをする人がするものというイメージもありましたが、道具もいらず1人でもできるため、日常生活に取り入れやすくたくさんのメリットがあります。

<ストレッチの方法>

ここでは、日常に取り入れやすい静的ストレッチについて書いていきます。

ストレッチをより効果的にするためには、

  1. 時間は15~30秒、1回5セット以内(合計2分以上)でこまめにわけてする

2. 伸ばす筋や部位を意識する

3. 痛くなく気持ち良い程度に伸ばす

4. 呼吸を止めないように意識する

5. 8週間以上続ける

いくつかストレッチを紹介します。

背中(広背筋)のストレッチ

  1. 手を万歳するように上げ、右手で左手首(伸ばしたいほうの手首)を持ちます。
  2. 上半身を右に倒し、足元を見ます。
  3. 左の脇から腰にかけて伸びているのを感じたら15~20秒姿勢をキープします。

太ももの前(大腿四頭筋)のストレッチ

  1. ふらつかないように壁に右手をつき、左手で左足首を持ちます。
  2. かかとをお尻に近づけるように持ってきます。
  3. 左膝が右膝と同じか後ろに来るようにします。
  4. ももの前が伸びているのを感じたら15~20秒姿勢をキープします。

ふくらはぎ(腓腹筋・ひらめ筋)

  1. 壁に手をついて前後に足を開きます。
  2. 腓腹筋:左膝を伸ばしたまま、右膝をゆっくり曲げていきます。

  ひらめ筋:両方とも膝を曲げていきます。

3.左ふくらはぎが伸びているのを感じたら15~20秒姿勢をキープします。

ストレッチをすることで日々の生活がより快適になります。

当院では、施術後あなたに合わせたストレッチのやり方や回数・タイミングなども指導させていただきます。

ストレッチをすることで施術後の効果をより高めることができます。

気になることがありましたらお気軽にご相談ください。