リモートワークが増え、暇さえあればスマホをいじってる。あなたの周りにもそんな人はいませんか?

「リモートになってから体がつらくなることが増えた」

「寝ても体が重い、疲れが取れない」

「長時間パソコン(スマホ)を見ていると体が痛くなる」

こんなことはありませんか?

これらは、姿勢が悪いことが原因です。

スマホを見ているとき、前かがみになればなるほど首が支えている頭の重さは重くなっていきます。

つまり、首にかかる負担が大きくなっていきます。そうするとバランスをとるために体全体が悪い姿勢になり、首や腰などに痛みが出てきます。また、姿勢が悪いと実年齢よりも老けて太って見えます。

逆に姿勢がいいだけでたくさんのいいことが起こります。

今回は、姿勢が良くなることによるメリットをお話しします。

メリット1 代謝が上がり、痩せやすくなる

基礎代謝には、筋肉による代謝だけではなく、脳や心臓、肝臓やじん臓などの内臓も代謝に関わっています。

姿勢が悪くなったり崩れてしまうと、支えている、筋肉や靱帯は硬くなったり、機能的に動かしづらくなります。そうすると、血流は滞り、筋肉や内臓代謝は悪くなりやすいです。

また、背筋がすっと伸ばされることで胃腸の働きがよくなり便秘解消にもなります。

見た目的にも姿勢がいいと若々しく元気にスタイルが良く見えます。

いい姿勢を続けると代謝が上がり、しっかりと筋肉も使えるようになりかっこよくスタイルが良くなります。

メリット2 痛み不調が改善される

私たちの体は、軸となる骨とそれを支える筋肉でできています。

姿勢が崩れるということは、筋肉がアンバランスになり硬くなることで軸が崩れている状態です。

良い姿勢になることで、筋肉や関節の負担を減らすことができ、痛み不調を減らすことに繋がります。

多くの痛みや、不調の原因は、筋肉でも内臓機能でも、本来正しく使えるはずのものが、使えてないことで、発生することがほとんどです。

メリット3 内蔵が元気になる

良い姿勢でいると、気道がまっすぐに伸びて深い呼吸ができるようになり、より多くの酸素を体内に取り込むことができるようになります。

そうすると、血液は体の隅々にまで酸素を運び、栄養を届けることができるので、内臓が本来の機能を取り戻し活発に機能します。

不調を訴える人のなかには意外と呼吸の浅い人・呼吸がうまくできていない人が多いです。

メリット4 ストレスに強くなる

人は胸を張って背筋を伸ばした良い姿勢でいる方が、猫背の前かがみなど悪い姿勢をとっているよりも、より痛みやストレスに耐える力が強いことがわかりました。

また、よい姿勢は、まわりにいる仲間にも影響を与えます。

近くにいる仲間がいい姿勢でいると、ストレスに強くなるという研究結果が出ています。

参照:米国・南カリフォルニア大学(USC) Marshall School of BusinessのScott Wiltermuth博士ら

Journal of Experimental Social Psychology

メリット5 生産性が高まる

姿勢がいいと、集中力が高まり頭も冴えて仕事がはかどります。

猫背で仕事をしているときは呼吸が浅くなるので体中に十分な酸素が行き渡りませんが、姿勢がいいだけで呼吸がきちんとでき、ストレスにも打たれ強くなるので、必然的に生産性が上がります。

メリット6 パフォーマンスが上がり、疲れにくくなる

姿勢がいいと、目的動作を行うために効率の良い関節の動きがしやすくなり、瞬発力や持久力の能力が上がります。

また、姿勢が良くバランスが取れた体のほうが、運動のパフォーマンスも上がります。

姿勢が悪いと、偏った場所に負担がかかり筋肉が疲労します。
さらに、悪い姿勢では、後頭部や肩周りの筋疲労から頭痛を起こしやすくなる可能性があります。

普段から正しい姿勢でいることで血流が良くなり、疲れにくい体が作れるようになります。

姿勢をよくすることは、体にも心にも大きな影響を与えます。これらは全て、本来持っているはずの自分自身の体の力です。

一度、ご自身の姿勢を気にしてみてください。
姿勢を正して、自身の持つ機能を最大限に引き出し、健康な体で元気に過ごしましょう。